星空コンサート20122012/06/03 13:15

 大きなテルテル坊主って、首つり死体に似てますよね。
 ゲネプロから楽しもうと思って、4時20分には大阪城西の丸庭園に到着。
 しかし、まもなく、雨粒が。

 昨日の土曜日は仕事お休みで、本番はどうにかお天気持ってくれて、おかげで星空コンサート、楽しんできました。
1万人以上お客さん集まったそうです。入場料収入1000万円くらいかあ……。こういう催しはコンサートホールよりも手軽な分、お子さんがむずがったりするよなあ、と思っていたら、酒の入った大人の方が分別なかったです。
それでも、やっぱり生演奏は良かったです。迫力あります。
コープランド:市民のためのファンファーレ(大阪市民のために、だそうです)
 ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー 第一幕への前奏曲
 ポール・サイモン:明日に架ける橋
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調より第一楽章(今年のゲストソリストは、小学六年生の桑原陽太くん。若いのに艶のある音色を奏でてくれました)
 シベリウス:交響詩「フィンランディア」
 ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」より“古い城”(大阪城にちなんで)
 チャイコフスキー:序曲「1812年」(大砲が、煙を吐く)

 で、正規のプログラムの後に「威風堂々」(エルガーさんの誕生日で)とか、黒マントコスの「スターウォーズ」、童謡に八木節で、楽しく終了です。
 大植監督は相変わらず素敵で、ブラジルへ飛んだり福島へ行ったりお身内に不幸があったり、お忙しくて声も枯れていましたが、大きな愛にあふれていました。
 でも、シベリウスにチャイコフスキーに、独裁者相手に敢然と立ち向かう曲を二つも入れたのは、やっぱり、大阪市長へ物申すって意味やったんでしょうか?
 最後のあいさつで、大阪市民の皆さん頑張ってください、なんて言ってたもんなあ。
 来年の星空コンサートや九月の大阪クラシックは、ちゃんと開催できるでしょうか?