第96回高校野球選手権大会、七日目、投手戦もアリ2014/08/18 00:09

第一試合 
 初回に互いの3番バッターがソロ本塁打を打ち合う、強豪同士の対決。
 高く足を上げる投球フォーム。センバツでもカッコ良かったけど、沖縄尚学の山城投手ホント素敵です。作新学院を4安打に抑え、14奪三振、無四球完投。
3-1で敗れはしましたが、作新の捕手(いい送球してました)も二番手投手(本塁打も打った)も二年生で、来年も楽しみです。

第二試合
 北国対決。ですが、八戸学院光星が青森の名門甲子園常連なのに対し、武集館は春夏通じて初出場。8月の平均気温18度の北北海道からやって来ての夏の甲子園の戦いです。
ヘタするとワンサイドゲームにもなりうる、と思った私が、浅はかでした。
実際、打線はさっぱり光星投手を打てなかったのですが、4回に足を絡めて無安打で1点先制。三回ずつで投手を代えて、光星打線をかわす。
しかし、八回に異様に堅かった守備にほころびが。攻めの守備で、果敢に先の塁へ送球した結果の、無死満塁。失点はこの回の4失点のみで、そのすぐ後に意地で1点返すのですが・・・・初勝利はお預け。

第三試合
 やっぱり投手戦はイイです、ピリッと締まって。富山商は一回戦と同様、投手を中心にしっかり守る。少ない好機をモノにしてコツコツ3得点。
 最終回に関西が意地で一点もぎ取り、二試合連続の完封はなりませんでしたが、森田投手は被安打4、11奪三振、余裕の投球。

第四試合
 センバツ覇者の平安を破って二回戦に勝ち上がった春日部共栄ですが、今日は10-1の完敗。めった打ちされて、最終回に一点返すのみ。
 敦賀気比の一回戦の戦いっぷりを観て、なんとなく予想していた二桁得点なのですが。
 春日部守備陣が落ち着かないうちに、序盤に6得点。その後は0が並ぶのですが、終盤に4得点で突き放す。本塁打あり、小技あり、守備も堅い。強いです。