第97回選手権、8日目、大打撃!2015/08/13 23:52

「栄冠は君に輝くダンス」、イイです。彼女たちのハツラツ笑顔に見入ってしまいます。プロじゃなくって、現役高校生のダンス部員だと聞いて納得。高校野球にふさわしい、輝き。

第一試合
早実の底力。主将として捕手として打者として、加藤選手の存在感が大きい。
早々に先制して、しかし四回、3-5と逆転をゆるす。そこから追いついて、勝ち越して、同点にされて、九回表に勝ち越して7-6……大変面白い試合展開でございました。
広島新庄はパワフルさで早実に見劣りしますが、走力と堅実な守備と思い切った作戦で対抗。逆転した四回は早実先発投手の制球の乱れを逃さず代打攻勢大成功。野球って監督さんの選手起用、作戦の立て方が超重要だとシミジミ思いました。
両チーム総力戦。投手が次々変わる。
でも最後の守備は、広島新庄は主将に託して欲しかったかなあ、個人的に。
早実は、堅い表情の一年生投手を主将の加藤捕手が盛り立てた感じで最後競り勝ちました。

第二試合
下関商投手陣、打たれる。攻撃面でも、チャンスは作るけど後に続かず、敵失による1得点のみ。
東海大甲府は一回戦8得点、今日は9得点と打線好調です。
しかし次の三回戦は、今日激戦を乗り切ってまた力強さを増したであろう、早稲田実業だ!

第三試合
第一試合と同じような激しい打撃戦。違うのは先制した大阪偕星が最終9-10でサヨナラ負けしたこと。
大阪偕星が手を替え品を替えコツコツ得点していくのに対し、九州国際大付属は四番の二打席連続本塁打など、甘い球を逃さず大きいのを飛ばして一気に行きます。
試合後の大阪偕星・山本監督のコメントが……一生懸命やったのだから、あれはミスではないって……
誰がどう見ても勝敗を分けたのは最終回をしっかり守ったかミスからピンチを招いたかってところだったので、監督さんのお言葉は明らかに間違っています。
でも、イイ。これは選手たちの心も高校野球ファンの心も掴むなあ。

第四試合
試合内容よりも、沖縄尚学・比嘉監督のゲスト解説不慣れっぷりにハラハラ!
そしてそれ以上にダメダメだったのが、センバツ優勝投手・敦賀気比の平沼の絶不調。花巻東打線にめった打ちされる。
リリーフした投手が好救援で、打線も4-3まで点差を詰めていったのに、平沼が再登板してまた点差が開いていく……最終8-3。
状況に応じて次々と投手を交代させていくシーンが目立つ今大会で、大エースと心中したチームでした。

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