第91回センバツ、開幕、好投手たち2019/03/24 09:48

開幕試合は市立対決。軍港ブルーの呉と蜜柑カラーの市立和歌山、どちらもアルプス満員で、軟投派投手が先発。
似たようなイメージの両チームで、でも戦力的には呉の方が小粒な感じで事実七回二死まで無安打。九回はスクイズ失敗で終わったかに見えて。ところがああいうクロスプレーの走塁練習をしていたようで、その成果。タッチを避けて同点。接戦に持ち込んで2安打で2点粘りの戦い。
市立和歌山は終盤投手交代もあるかと思ったけど、結局被完投させて、延長11回3-2サヨナラ。1~3番打者の勝負強さが光った。和歌山県勢センバツ100勝目。

第二試合の伝統校対決は高松商が8-0で快勝。三年前準優勝時の、勢いあるノビノビ打線が今年も見られて嬉しい。香川投手(高松で香川君って、覚えやすい)被安打4完封でタイムリーも打って。
お久しぶりにセンバツ登場の春日部共栄は、序盤走りを封じられて攻撃乗れなかった感じ。

第三試合は一回戦屈指の注目の対決。お客さん大入り。
冷たい風吹き雲が日を遮って4時過ぎには照明が入るほどの寒い中、ゲームを熱くしたのは奥川投手の初回からの150キロ越え。剛速球と変化球を交えて三振の山、四死球もほとんどない。三期連続出場の星陵は昨夏の劇的な敗戦が記憶に新しいけど、その時のメンバーも多く残っていて、聖地で雪辱。
3-0で敗れた履正社は大阪が誇る二強の一角でありながら、点差以上に完敗。エースに負傷があったって話で、実際あんまり球速出てなかったけど、それを差し引いても、安打三本では勝てないなあ。
格上投手が相手の場合、力まかせだけじゃなくって、何とか揺さぶって隙をつく、工夫がいるものだと思わされた試合でした。

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